「Part1は簡単だって聞くけど、なぜかいつも満点が取れない…」
「ひっかけ問題に引っかかって、いつも悔しい思いをしている…」
TOEIC Part1は全6問と問題数は少ないものの、「満点」を安定して取るためには、ただ漠然と問題を解くだけでは難しいと感じている方もいるのではないでしょうか。
Part1で確実に満点を取ることは、リスニングセクション全体の良いスタートとなり、その後のパートにも自信を持って取り組めるようになります。しかし、そのためには「落とし穴」を回避し、「正答にたどり着くための具体的な戦略」を知っておく必要があります。
ポイント1:「状態」と「動作」を見極める
Part1で最も重要なスキルの一つが、be動詞 + ~ing形の使い分けを聞き分けることです。
- 「動作」を表す現在進行形:
A man is putting on a jacket.(男性がジャケットを着ようとしている《動作の最中》) - 「状態」を表す現在進行形:
A man is wearing a jacket.(男性がジャケットを着ている《状態》) - 「状態」を表す受動態:
A jacket is being put on.は通常使われず、A jacket is placed on a hanger.(ジャケットがハンガーにかけられている《状態》)のように表現されます。
特に、beingという単語が聞こえたら要注意です。A display is being set up. (ディスプレイが設置されている最中だ) のように、まさにその瞬間に誰かが何かをしている「動作」を表します。写真に人が写っておらず、モノがただ置かれているだけの「状態」の場合は不正解となります。
ポイント2:主語の「単数・複数」に注意を払う
単純ですが、意外と聞き逃しがちなのが主語の単数形と複数形です。写真には複数の人が写っているのに、選択肢の主語が A man is... や A woman is... で始まっている場合、その時点で不正解の可能性が高いです。
聞き取りのコツ
選択肢の最初の1〜2語に全神経を集中させましょう。A man...なのかSome men...なのか、The car...なのかThe cars...なのか。主語と写真の内容が一致しない選択肢を瞬時に除外できると、残りの選択肢を吟味する時間的な余裕が生まれます。
ポイント3:写真に写っていないモノ・コトは即除外
TOEIC Part1の鉄則は、「描写されていること以外は想像しない」です。選択肢の中に、写真に写っていない名詞が出てきたら、その選択肢は100%不正解です。
例えば、レストランのテーブルの写真で、The customers are enjoying their meal. (客が食事を楽しんでいる) という選択肢があったとします。テーブルの上には食事が置かれていても、「客 (customers)」が一人も写っていなければ、この選択肢は不正解です。たとえ状況的に正しくても、写っていなければダメなのです。
「なんとなく」から「確信」へ
Part1は、感覚で解くパートではありません。今回紹介した3つのポイントのように、明確な根拠を持って不正解の選択肢を消していくことで、正解率を飛躍的に高めることができます。
これらの戦略を意識しながら問題演習を繰り返し、「なんとなく正解した」をなくし、「確信を持って満点を取る」レベルを目指しましょう。
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