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Shikakus
日本商工会議所 公認 ネット試験 / 統一試験両対応

日商簿記検定 試験概要・完全ガイド

企業の財務諸表を読み解くビジネススキルの王道。3級・2級・1級の試験科目・時間、CBTネット試験と統一ペーパー試験の仕組み、電卓の規定から合格基準(70点以上)までを網羅しました。

最終更新:2026年9月最新基準
主催団体
日本商工会議所
全国主要商工会議所共催
試験方式(3級・2級)
ネット試験(CBT)/ 統一試験
ネット試験は年中いつでも受験可能
合格基準(全級共通)
100点満点中 70点以上
※1級のみ1科目40%未満の足切りあり
持ち物(必須)
計算用電卓・身分証明書
関数電卓不可・一般実務電卓のみ
受験料(税込)
3級: 3,400円 / 2級: 5,500円
1級: 8,800円(事務手数料別)
受験資格
全級 誰でも受験可能
いきなり2級・1級からの挑戦もOK

日商簿記3級・2級・1級の比較と難易度

日商簿記は年齢・学歴・実務経験などの制限がなく、誰でもどの級からでも挑戦可能です。

級 試験科目 試験時間 合格率(目安) 学習時間の目安 到達レベルと評価
簿記3級 商業簿記 60分 約35〜45% 50〜100時間
(1〜2ヶ月)
小規模企業の経理や個人事業主の決算、家計・財務諸表の基礎が読めるレベル。
簿記2級 商業簿記
工業簿記(原価計算)
90分 約15〜25% 200〜350時間
(3〜6ヶ月)
株式会社の財務諸表作成、製造業の原価計算。就職・転職市場で圧倒的評価。
簿記1級 商業簿記・会計学
工業簿記・原価計算
180分
(各90分)
約8〜12% 600〜1,000時間 公認会計士・税理士の登竜門。合格者には税理士試験の受験資格が付与。

ネット試験(CBT)と統一試験(ペーパー)の違い

日商簿記3級および2級では、従来の「統一試験(紙)」に加えて、パソコンで受検する「ネット試験(CBT方式)」が常時実施されています。どちらで合格しても合格証書の効力・資格価値は全く同じです。

項目 ネット試験(CBT) 統一試験(ペーパー試験)
実施日程 年中ほぼ毎日(テストセンター休業日を除く) 年3回(6月第2日曜、11月第3日曜、2月第4日曜)
※1級は6月・11月のみ
受験会場 全国約200箇所のCBTテストセンター 各地の商工会議所が指定する大学・専門学校等
解答方式 PC画面を見ながらキーボード・マウスで数値入力 問題冊子・計算用紙に鉛筆で記入
合否発表 試験終了直後にPC画面に即時表示 試験日から約2〜4週間後にWeb発表
おすすめな方 勉強の仕上がったタイミングですぐ受けたい方、就職活動に間に合わせたい方 紙に下書きを書き込みながら解きたい方、1級を受験する方

各級の出題構成と配点

簿記3級の構成(商業簿記 60分 / 100点満点)

大問 出題内容 配点 目標目安時間
第1問 仕訳問題(全15問) 45点(3点×15問) 約15〜20分
第2問 帳簿組織、勘定記入、補助簿選択、語句補充など 20点 約10〜15分
第3問 決算書作成問題(損益計算書・貸借対照表、精算表など) 35点 約25〜30分

簿記2級の構成(商業+工業 90分 / 100点満点)

大問 出題分野 出題内容 配点
第1問 商業簿記 仕訳問題(全5問) 20点(4点×5問)
第2問 商業簿記 個別論点・帳簿・連結会計など 20点
第3問 商業簿記 決算整理(損益計算書・貸借対照表、製造原価報告書) 20点
第4問 工業簿記 仕訳問題、費目別計算、部門別計算、個別原価計算など 20点
第5問 工業簿記 総合原価計算、標準原価計算、CVP分析など 20点
簿記2級は工業簿記(第4・5問)で40点満点を狙うのが合格の鉄則

商業簿記の第2・3問は連結会計や複雑な決算整理が出題され失点しやすい傾向があります。計算パターンが定型化されている工業簿記(配点40点)で満点近くを確保することが、2級一発合格の最大の鍵です。

電卓の持ち込み規定とおすすめ機種

商工会議所検定試験では、計算用具として電卓の持ち込みが許可されていますが、厳しい規定が定められています。

項目 持ち込み可能(OK) 持ち込み不可(NG・没収)
電卓の種類 一般的な実務電卓、一般事務用計算機(12桁推奨) 関数電卓、金融電卓(ローン計算機等)
機能 四則演算、√(ルート)、%、GT(グランドトータル)、日数計算、時間計算、税計算、メモリー(M+, M-)機能 プログラム入力機能、文字入力・辞書機能、印刷機能、音の出る機能
その他電子機器 なし スマートフォン、スマートウォッチ、電子辞書(一切持ち込み不可)

簿記試験に関するよくある質問(FAQ)

Q. 3級を受けずに、いきなり簿記2級を受けても受かりますか?
A. 制度上はいきなり2級を受験可能です。ただし、2級の商業簿記・工業簿記は3級の基礎仕訳が完全に頭に入っていることを前提としています。初学者の方は、まず3級の基礎(仕訳の借方・貸方、勘定科目)を一通り学習してから2級に進むことを強く推奨します。
Q. ネット試験のメモ用紙はどうなりますか?
A. テストセンター入場時に、白紙のA4メモ用紙2枚とボールペン1本が貸与されます。試験終了時に回収されますが、仕訳や下書きは手元の紙に自由に書くことができます。
Q. ネット試験に不合格だった場合、次はいつ受けられますか?
A. 不合格となった翌日を1日目として、最短3日後から再予約・再受験が可能です。統一試験と違って次の試験まで数ヶ月待つ必要がありません。
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