IT社会で活躍するすべての社会人・学生に必要な共通リテラシー国家試験。CBT受検の仕組み、出題3分野の構成、総合600点&分野別足切り(300点)の判定ルール、最新シラバスの傾向を分かりやすく解説します。
ITパスポート試験は、技術面だけでなくビジネス戦略やプロジェクト管理など幅広い知識が問われます。
| 出題分野 | 出題目安 | 主な出題内容・キーワード |
|---|---|---|
| ストラテジ系 (経営全般) |
約35問 | 企業活動、法務(著作権、個人情報保護法、不正競争防止法)、経営戦略マネジメント(SWOT分析、PPM、BSC)、マーケティング(4P、DX、FinTech)、ビジネスシステム |
| マネジメント系 (IT管理) |
約20問 | 開発技術(アジャイル開発、ウォーターフォール)、プロジェクトマネジメント(WBS、クリティカルパス、ガントチャート)、サービスマネジメント(SLA、ITIL)、システム監査 |
| テクノロジ系 (IT技術) |
約45問 | 基礎理論(2進数、アルゴリズム)、コンピュータシステム(CPU、メモリ、RAID)、ソフトウェア・OS、ネットワーク(TCP/IP、DNS、IPv6)、情報セキュリティ(マルウェア、暗号化、ゼロトラスト) |
テクノロジ系の約45問のうち、15〜20問近くが「情報セキュリティ」に関連する設問です。標的型攻撃メール、二要素認証、公開鍵暗号方式、ランサムウェア対策など、最新のセキュリティ知識が合否を左右します。
ITパスポートの合格判定は、「総合得点」と「各分野の基準点」の双方を満たす必要があります。
| 判定項目 | 満点 | 合格基準点 | 判定条件 |
|---|---|---|---|
| 総合得点 | 1,000点 | 600点以上(60%) | 4つの条件すべてを同時に満たすことで合格(どれか1つでも未達なら不合格) |
| ストラテジ系 分野別得点 | 1,000点 | 300点以上(30%) | |
| マネジメント系 分野別得点 | 1,000点 | 300点以上(30%) | |
| テクノロジ系 分野別得点 | 1,000点 | 300点以上(30%) |
ITパスポートは「項目応答理論(Item Response Theory)」を採用しており、受験者の解答パターンや問題ごとの難易度から統計的にスコアが算出されます。また、全100問のうち8問は「新問評価用のダミー問題」であり、採点対象外となっています。
試験日の3ヶ月前から前日まで、全国のテストセンター・希望日時を指定してWeb予約を行います。
予約完了後に表示される「確認票」を印刷するか、受験番号・利用者ID・確認コードを手元に控えておきます。
試験開始の15〜20分前までに会場に到着し、顔写真付き身分証を提示して荷物をロッカーに預けます。
PC画面で解答。試験終了をクリックすると、その場で総合スコアと分野別スコアが画面に表示されます。
ITパスポートは社会の技術変化に合わせてシラバスが頻繁に改定されます。最新バージョンでは以下のテーマが重点出題されています。
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