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国家試験(経済産業省) IPA(情報処理推進機構)

ITパスポート試験(iパス)試験概要・完全ガイド

IT社会で活躍するすべての社会人・学生に必要な共通リテラシー国家試験。CBT受検の仕組み、出題3分野の構成、総合600点&分野別足切り(300点)の判定ルール、最新シラバスの傾向を分かりやすく解説します。

最終更新:2026年9月最新シラバス基準
試験時間
120分(2時間)
1問あたり約1.2分のペース配分
出題問題数
全100問
四肢択一式(評価対象92問+ダミー8問)
合格基準
総合600点以上 + 分野別足切り
各3分野で300点以上(1,000点満点)
実施方式
CBT方式(随時開催)
全国主要都市の会場で通年受験可能
受験手数料(税込)
7,500円
クレジットカード・コンビニ・Pay-easy決済
平均合格率
約50%〜55%
社会人:約60% / 学生:約40%

出題3分野の構成と問題数目安

ITパスポート試験は、技術面だけでなくビジネス戦略やプロジェクト管理など幅広い知識が問われます。

出題分野 出題目安 主な出題内容・キーワード
ストラテジ系
(経営全般)
約35問 企業活動、法務(著作権、個人情報保護法、不正競争防止法)、経営戦略マネジメント(SWOT分析、PPM、BSC)、マーケティング(4P、DX、FinTech)、ビジネスシステム
マネジメント系
(IT管理)
約20問 開発技術(アジャイル開発、ウォーターフォール)、プロジェクトマネジメント(WBS、クリティカルパス、ガントチャート)、サービスマネジメント(SLA、ITIL)、システム監査
テクノロジ系
(IT技術)
約45問 基礎理論(2進数、アルゴリズム)、コンピュータシステム(CPU、メモリ、RAID)、ソフトウェア・OS、ネットワーク(TCP/IP、DNS、IPv6)、情報セキュリティ(マルウェア、暗号化、ゼロトラスト)
テクノロジ系は「情報セキュリティ」が最重要

テクノロジ系の約45問のうち、15〜20問近くが「情報セキュリティ」に関連する設問です。標的型攻撃メール、二要素認証、公開鍵暗号方式、ランサムウェア対策など、最新のセキュリティ知識が合否を左右します。

合格基準とIRT(項目応答理論)の仕組み

ITパスポートの合格判定は、「総合得点」と「各分野の基準点」の双方を満たす必要があります。

判定項目 満点 合格基準点 判定条件
総合得点 1,000点 600点以上(60%) 4つの条件すべてを同時に満たすことで合格(どれか1つでも未達なら不合格)
ストラテジ系 分野別得点 1,000点 300点以上(30%)
マネジメント系 分野別得点 1,000点 300点以上(30%)
テクノロジ系 分野別得点 1,000点 300点以上(30%)
1問何点という固定配点ではありません(IRT方式)

ITパスポートは「項目応答理論(Item Response Theory)」を採用しており、受験者の解答パターンや問題ごとの難易度から統計的にスコアが算出されます。また、全100問のうち8問は「新問評価用のダミー問題」であり、採点対象外となっています。

CBT受験の流れと当日のタイムスケジュール

1
ITパスポート公式サイトで利用者ID登録・予約

試験日の3ヶ月前から前日まで、全国のテストセンター・希望日時を指定してWeb予約を行います。

2
確認票の印刷または控えを準備

予約完了後に表示される「確認票」を印刷するか、受験番号・利用者ID・確認コードを手元に控えておきます。

3
試験当日:会場到着・本人確認

試験開始の15〜20分前までに会場に到着し、顔写真付き身分証を提示して荷物をロッカーに預けます。

4
120分のPC受験&即時スコア表示

PC画面で解答。試験終了をクリックすると、その場で総合スコアと分野別スコアが画面に表示されます。

最新シラバスの出題トレンド(生成AI・DX)

ITパスポートは社会の技術変化に合わせてシラバスが頻繁に改定されます。最新バージョンでは以下のテーマが重点出題されています。

ITパスポートに関するよくある質問(FAQ)

Q. 文系や初学者でも独学で合格できますか?
A. 十分に可能です。ITパスポート合格者の半数以上は非IT系職種や文系学生です。専門用語の暗記と過去問演習を繰り返すことで、およそ100〜150時間の学習で合格できます。
Q. 正式な合格発表と合格証書はいつ届きますか?
A. 試験終了時に画面上で点数がわかりますが、公式な合格発表は受験月の翌月中旬に経済産業省から公示されます。合格証書は発表の約1週間後に簡易書留で郵送されます。
Q. 計算問題は電卓を使えますか?
A. 電卓の持ち込みはできません。PC画面上の受験画面に組み込まれた簡易計算機機能(画面上の電卓)を使用するか、会場で配布されるメモ用紙とボールペンで筆算を行います。
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